西洋では、東方の三博士はイエス・キリストに黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげたとされています。そして、この3人の占星術の学者たちには、次のような名前が当てられています;
メルキオールMelchior 黄金:王権の象徴、青年の姿の賢者
バルタザールBalthasar 乳香:神性の象徴、壮年の姿の賢者
カスパールCasper 没薬:将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者
一方、東方の国ペルシャでは、幼子が3つ贈り物のうちどれを選ぶかという占いをしていたと云われています。
彼は、神の象徴である乳香を選んだとのこと。