厚生労働省が推進する「健康づくりのための運動指針」では、おなじみの肥満指数IBMに代わって、身体活動量、運動量、体力の基準値METs(メッツ)が採用されています。
METsとは、身体活動の強度を表す単位で、運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍にあたるかを示すものです。
1METs=座って安静にしている状態
3METs=通常歩行
そして、Ex(エクササイズ)とは、身体活動の量を表す単位で、身体活動の強度[METs]×身体活動の実施時間[時])=メッツ・時を示すものです。
3METsの通常歩行を1時間行う:3METs×1時間=3Ex [メッツ・時]
4METsの庭掃除を30分行う:4METs×30分(0.5時間)=2Ex [メッツ・時]
Ex × 体重(kg)× 1.05=消費カロリー(kcal)
このように計算すれば、自分がどれくらい運動すればよいのかがわかりますね。しかし、数値はあくまでも参考程度にして、健康維持のためには、「楽である」~「ややきつい」ぐらいの軽い有酸素運動がすすめられています。
3月4日(日)に駿府マラソンが予定されています。参加される方は、無理しないで頑張ってくださいね。
鍼灸師の黒山は、スポーツ鍼灸ボランティアとして参加します。