2009年05月20日
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(現存する世界最古の修道薬局)本店のみで売られているのが、気付け薬“7人の盗賊”という、嗅ぐためだけに使用する芳香酢です。ペストが大流行した際、ペスト患者の死体から金品を盗む泥棒が、ペスト除けに使用したといわれています。レシピは非公開ですが、一説にはローズマリー・タイム・セージ・ラベンダー・ペパーミントなど殺菌力の強いシソ科のハーブを酢に漬け込んで作られたとのこと。強烈な香りなので、買う人はほとんどいないそうですが、試しに嗅ぐだけ嗅いで視ればよかったと後悔しています。
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Posted by Konohana at 17:52
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植物療法