アロマテラピーで使われる植物の香りの成分を精油(エッセンシャルオイル)といいますが、これは複数の天然化学成分とエネルギーが凝縮されたまさに植物のエッセンスです。
今日、その真のパワーを目の当たりにしました。
ボディクリーム作りレッスンに参加されたひとりの生徒さんが、首にコルセットを巻いています。聞けば交通事故に遭われたとのこと。痛みがあるというので、手のひらを当てると、首だけでなくエネルギーフィールド全体が混乱しているようでした。
ボディクリーム作りは、受講生全員が同じ材料、同じ手順で行いましたが、その生徒さんだけ何度試みても油分と水分がうまく乳化できませんでした。エネルギーの乱れが影響しているのは明らかです。
失敗作でも仕方がないので、そのまま精油を加えてビンに詰めて持ち帰りましょう、ということにしました。
すると精油を入れてすぐに、分離していた液体がまとまり、ふんわりとしたキレイなクリームが完成しました。数滴の精油がバラバラに途切れていた物質をバランスのとれた状態に調整したのです。
アロマテラピーインストラクターになって12年、精油は生命のエネルギーそのものだと実感したのでした。