Konohanaブログにたびたび登場する「錬金術」ですが・・・
ここは都内某所。まるで錬金術博物館のようです。
まず目に飛び込んできたのがガラス製の大きな蒸留装置。6リットルくらい入りそうな丸型のフラスコが接続されています。(写真の蒸留器は銅製)
6リットルといえば人間の血液とほぼ同じ量ですね。
火と水を使って、薬用植物からじっくりと抽出されたエキスは、ピラミッド型の部屋で、人間の体温と同じ37度の室温の中、ゆっくり熟成されるといいます。
そして、太陽と月の周期と同じ回数撹拌され、宇宙のエネルギーが転写されます。
この製法をスパゲリックといい、スイスやドイツには、今でもこの工程を守って薬剤や化粧品を作っている人たちがいるのです。
ルネサンス期の医師で錬金術師だったパラケルススの肖像画も飾られています。
場所は、秘密。